三線の歴史をご紹介|ぬり工房いーさくでは色々な塗りが可能です
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三線の塗り
ぬり工房「いーさく」では、三線の棹を単なる器物としてではなく、楽器として塗りを施します。三線の棹は、三線職人が生んだ一点物の楽器であり、製作者のオリジナリティを大切にし、三線のプレイヤー、製作者として、こだわりの塗りを行います。
塗り、漆について
三線は、弦楽器であり、トゥーイは、音、響きを決める大切な場所であります。塗りは、それを保護するために欠かせないものです。ぬり工房「いーさく」では、漆にこだわり、普通の漆より硬く艶のあるMR漆を使用しております。一般的に漆は、時期、気候に合わせて漆を調整して塗りをしますが、ぬり工房「いーさく」では、漆に手を加えることなく、塗りを施しております。特に、黒木の模様、綾を出すスンチ塗りに力を入れており、極力薄くて強い塗膜を目指しています。漆塗りは、塗りが仕上がった直後より、使い込んでいくことによりなじみが出て照りのあるモノへと変化していきます。
沖縄の心を表す琉球の宝
三線は、実用楽器であり、世界遺産に登録された組踊や琉球古典音楽、琉球歌劇や民謡、民俗芸能、ポップスなど様々な音楽シーンで用いられ、その素朴な音色は現代も、またこれからも、多くの人々を魅了していくと思います。ぬり工房「いーさく」では、一つ一つの三線が持つ個性や木の文様などを引き出し、実用品としてだけでなく、一つの美術工芸品として高めていきたいと考えております。
色々な塗りができるのが好評
色々な塗りができるのが好評です。ぬり工房「いーさく」では、木の文様に合わせて様々な色合いを使って塗れるのも特徴です。また、ウレタン、人工漆系塗料、オイルフィニッシュ、拭き漆、漆塗りができ、艶無し、艶あり、鏡面仕上げなど、様々なご要望の塗りが可能です。漆塗りは、塗りが仕上がった直後より、使い込んでいくことによりなじみが出て、色が透け、飴色の照りのある色合いへと変化していきます。その三線の、二十年、三十年後の色合いを思い描きながら、日々、漆に向かい合っております。